専門学校オフィシャルサイトはジャンル、職種、取得可能資格、学校名などで専門学校を検索できます。
あなたにピッタリな専門学校がきっと見つかります。
平成19年3月に全国の高校を卒業した人の進路をみてみると、最も多いのは大学で約50万5千人(学部のみ・44.1%)。それに次ぐのが専門学校の19万3千人(16.8%)となっています。大学や専門学校などに進学する人は年々増える傾向にあり、短大(7万7千人・6.7%)も含めると高校生のおよそ3人に2人が高等教育機関に進学していることになります。
一方で就職した人は18.4%にあたる21万1千人でした。新卒採用に積極的な企業が増えていることから、ここ数年就職率も上がってきていますが、それでも15年前の35.2%と比べるとほぼ半減。いまや社会に出る前に大学や専門学校で学ぶことが、高卒者の進路の大きな流れとなっているのです。
専門学校の入学者は、例年その約8割が新規高校卒業者ですが、最近は大学や短大を卒業してから入学してくる人、転職準備のために入学してくる社会人などが増えています。必ずしも高校から専門学校へという最短ルートではなく、大学や社会を経由したうえで専門学校で学ぶという新たなルートも定着しています。
なかでも社会人の人気が高いのは鍼灸・マッサージをはじめとする医療系や、調理・製菓、福祉などの学科。資格を得て再就職したいという人や、独立開業を果たしたいという人たちからも、専門学校は頼れる教育機関として注目されています。
一方、全国に設置されている専門学校2,995校。それに対して大学は756校ですから、学校数では圧倒的に専門学校が多いのですが、総学生数を比較すると大学251万4千人に対して専門学校は62万7千人。
1校あたりの在学生数では大学にかないませんが、その分、よりきめ細かく多種多様な教育を展開しているのが専門学校の特徴だといえるでしょう。
年齢や入学前の学歴にかかわらず、常に進学動機の上位を占めるのが「専門的知識・技能を修得するため」「資格取得のため」といった理由。仕事に就くための準備を目的としている人が圧倒的に多いのが現実です。
大学(学部)の修業年限が4年(医・歯・薬・獣医は6年)と決まっているのに対し、専門学校では1年から4年まで、バラエティに富んだ学科が用意されています。
最も多く設置されているのは2年制の学科ですが(全体の55.7%)、医療系では国家資格の関係で3年制が多く、情報処理や経営ビジネス、デザインなどでは大学並みに4年間学ぶ学科も珍しくありません。また、2年制の学科を修了したあとでさらに高度な勉強をしたいという人のために、専攻科などのハイレベルなコースを設けている学校もあります。
学べる内容や修業年限もよりどりみどり。なりたい職業への強力なルートとして、専門学校はプロフェッショナル指向の人たちから熱い支持を受けているのです。
専門学校教育を受けた感想
授業内容やその成果については、多くの項目で6割を超える人が満足感を抱いている。その結果、「専門学校に入学してよかった」と感じている人は7割近くにのぼる。
専門学校のカリキュラムは大きく分けると専門科目と一般科目で構成されています。このうち専門科目が全体の8割以上を占めていて、とくに実習や実技の授業に多くの時間が割かれています。大学では一般教養科目が多く、講義の授業が中心になっているのとは対照的です。
また、資格や検定の合格を目標に時間割を編成している学科が多いことも特徴です。大学では資格や検定のための対策講座を別に受講したり、専門学校にダブルスクールで学ぶ学生が多いことを考えれば、非常に効率的に試験のための準備ができるといえます。
スペシャリストとしての専門性や実務能力はもちろん、ビジネスマナーや一般教養の習得にも力を入れていますから、企業からは「即戦力」として、大いに期待を集めています。
専門学校と大学の教育を受けた印象
大学を卒業してから専門学校に入学した人にそれぞれの教育の印象を聞いてみたところ、授業内容、教員、仕事への役立ち方などの項目で、専門学校が大学を圧倒している。
1 修業年限2年以上
2 総授業時数1,700時間以上
3 試験等により卒業を認定
1 修業年限4年以上 2 総授業時数3,400時間以上
3 体系的な教育課程の編成 4 試験等により卒業を認定
大学を卒業すると「学士」という学位がもらえるように、専門学校の2年制以上の学科を卒業すると「専門士」という称号が、また4年制以上の学科を卒業すると「高度専門士」という称号が与えられます。
「専門士」も「高度専門士」も、企業や職場などでの採用・処遇の面でひとつの基準として評価されるとともに、海外でも日本の高等教育機関を修了した証(あかし)として、広く認知されています。
2年制学科(総授業時間数が1,700時間以上)を修了していれば、大学学部の途中年次に編入することが可能です。大学のカリキュラムによって、編入年次は2年の場合もあれば3年の場合もありますが、多くの大学が専門学校卒業者に編入学試験の門戸を開いています。
そして18年度からは、4年制学科(総授業時間数が3,400時間以上)の修了者に対して大学院への入学資 格が与えられました。4年制の専門学校卒は「大卒と同等の学力」があると、正式に認められたのです。
専門学校で学んだことをもっと理論的に深く研究するために、あるいは一度就職したあとでキャリアアップのために、大学や大学院で専門を究めるというケースが、今後はさらに増えていくことでしょう。
