大学・短大を出てからの専門学校02

大学、専門学校、社会人からまた専門学校へ。一生続けられる仕事を得るため国家資格に挑戦

山本 真哉(やまもと・しんや)さん 長野県立長野東高校 ⇒ 東京農業大学 農学部 ⇒ 環境系専門学校 建築エコロジー科 ⇒ 医療系専門学校 柔道整復科 東京農業大学から環境学系の専門学校へ進学。卒業後、長野や北海道などでカヌーやカヤックなどのインストラクターとして働く。06年4月に医療系専門学校夜間部に入学。現在は、昼間は接骨院で研修、夜は学校で勉強という日々。山本 真哉さん

インストラクターとして長く働いていたのに、どうして再び専門学校へ?

もともとスポーツと自然が好きなので、ロッジの仕事をしながらインストラクターをやるのはすごく楽しかった。でも年を重ねるごとに不安になってきたんですね。アウトドアのインストラクターは体力があってこそできる仕事。この先どれだけ続けられるか分からないし、これといった資格も持っていなかった。何かひとつ世間的に認められた資格を取って、将来的に安定したいと思ったんです。

どうして柔道整復師を選んだのですか?

漠然と、何か身体に関係する仕事がいいなと考えていましたが、具体的に何がしたいのか決めかねていました。柔道整復師を選んだのは、知り合いの接骨院の先生に勧められたから。正直、最初は「国家資格」という点にひかれて選んだんですが、いまでは正解だったと思っています。

昼間は接骨院で研修、夜は学校。両立は大変じゃないですか?

人よりスタートが遅い分、一日も早く仕事を覚えたいんです。患者さんに実際に触れることはできませんが、現場で先生の施術をよく見て、学校で確認する方が、学校だけで学ぶよりも実践的で覚えやすいんです。

資格取得までに最短で3年。長いと思いませんでしたか?

僕も入学前はそう思っていました。でも実際やってみたら、とんでもない。1日1日があっという間で、もう2年生かとあせるぐらいですよ。

インストラクター時代と比べて心境的に何か変わりましたか?

インストラクターのときは、大好きな自然に囲まれて自分が好きなスポーツを教えていたので、すごく楽しかったですね。仕事というよりむしろ趣味に近い感覚。いまは、仕事は仕事としてはっきり区別して取り組んでいます。楽しいだけでは得られない責任感と充実感があり、とてもやり甲斐を感じています。